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ハニカン

1 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 04:03
ハニカン

「今日はやけにきらびやかな朝だなぁ」
気分は特上でハニカンは家を出た。
照りつける日の光がハニカンの白い歯を一層白く光らせた。
「ハニカーン!」
どこからともなく聞こえてきた声を気にも止めず
ハニカンは交差点をアドバンスした。

2 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 04:04
「よっし、今日もさざ波ムーンウォークだ」
ハニカンはピロピロピロと言う音を鳴らしながら
「こんちわっす、こんちわっす」
と、さざ波ムーンウォークで歩道橋をかけのぼった。
「ハニカーン!」
またもや、どこからともなく聞こえてきた声に
激しい憤りと悲しみに打ちひしがれたハニカンは
登りきった歩道橋の上から世界を見渡した。

「今日という日がいつまでもボクのココロの奥底に残りますように。」
ハニカンは祈った。
歩道橋の手すりを涙で濡らし、ハニカンは祈った。
それからというもの、ハニカンの身の回りには不思議な事が起きるようになった。

まず、夜中ババア。
夜中にババアが出るのである。
そして、壁のアイズ。
妙に壁から視線を感じる気がするのである。
最後に、エアーダスター。
家に着き、玄関の戸を開くとエアーダスターが狂ったようにエアーでダストしているのだ。

さすがにハニカンも精神的に追いつめられたが
今日もハニカンの歯は白く美しいのであった。


3 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 04:05
ところで、ここまで読んでくれたアナタにどうしても守ってもらいたいことが
3つばかりある。

一つ、モニターの上に積もったホコリを鼻でいっぺんに吸い込むのは止めて欲しい
正直迷惑してる。
世の中にはやって良いことと悪いことがあると言うが、今の社会の中では
法律、人徳など、アナタを制限することが数々見つかるだろう。
まるで穴だらけの自身を隠すかのように、難しくわかりにくい言葉でごまかす法律。
全国で増え続ける不祥事。政治家の暴走。
昨日タンスの角に足をぶつけたハニカン。
ゴミの収集日に出し損じたミトクばあさん。
そんな中、やって良いことと悪いことを区別するのは確かに難しいと言える。
だが、これだけは守って欲しい。
モニターの上に積もったホコリを鼻でいっぺんに吸い込むのは

止めて下さい!


4 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 04:06
ハニカンの兄 ハッキネンはひどく焦燥していた。
「な・ん・で・マ・ケ・ド・ミ・アーン!」
ドンッ!
デスクに拳を突き立て立ち上がったハッキネンは
時計を見るや否や叫んだ。
「ビデオ2!ビデオ2−−−−!」
薄暗く湿った夏の室内にハッキネンの叫びはむなしくこだました。

丁度そのころハニカンはそろばんの珠を利用して
狂ったようにキックボーディングを楽しんでいた。
駆け抜ける風・白い雲・時折吹く心地よい風
全てがハニカンにとって幸運を呼ぶシンボルのように思えて
笑顔がノンストップだった。

5 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 12:51
だが3丁目の角を曲がったときにそれは起こった。
「マジでキれる5秒前」
真剣な表情でつぶやいたハニカンの目には一筋の涙がこぼれた。
「ディーフェンス!ディーフェンス!」
ハニカンは持ち前の防御力で全てを防ぐつもりでいた。
全人類さえも守ってみせるとココロに誓っていた。
地球さえもアレから守ると自身を賭けて言い切った。
だがそれも叶わぬ夢だった。

手に取るように思い出せる楽しかった日々。
毎日が眩しすぎるくらい輝いていた。
こんな時間がいつまでも続くんだろうと思っていた。

6 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 12:51
いつも公園で会ったあの子。
引っ越してから一度も会わなくなった。

一緒に秘密基地を作ったタカスギ君。
交通事故で死んだ。

いつも優しかった母さん。
本当に嬉しそうな顔で眠ってしまった。

楽しすぎた日々。夢のような毎日。
目に見える物全てが新鮮で斬新で美しくあった。
ただそこに いる だけで楽しかった。
凄い勢いで、そりゃあもう追いつけない位のとてつもない速さで
それらは過ぎていった。
青春なんて言葉一つじゃ語れないような 幸せな時間。
それらはもう戻っては来ない。
くだらないことで笑っていられるような時間はもう戻っては来ない。
無くなってしまった物はもう戻っては来ない。

暮れゆく町並みの中ハニカンは帰路に着いた。
沈む夕焼けがやけに赤く眩しかった。
家に帰る途中、旧友に会った。
挨拶し、数分話をしたりしたものの、それだけだった。
あの時、あの瞬間からそれぞれの道を歩きだしたハニカン達。
中には挫折して脇道にそれる者もいただろう。
特攻して玉砕した者もいた。
今でも自分の夢へ向かって前進している者だっている。

今この瞬間もまた同じようにハニカン達はそれぞれの帰路に着くのであった。

7 :ホモ牛乳 ◇Denpa/S616:04/03/29 13:00
なんか感動しちゃう

8 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 17:42
「俺は俺だ」
夜の商店街をハッキネンは闊歩していた。
どうしても調べたいことがあったのだ。
隣町の電気ショップが見えてくると自然とハッキネンの歩も早まる。
良かった。まだ閉店時間は過ぎていないようだ。
ハッキネンは安堵のため息をこぼしながら2回転半ひねりをビシッと決めた。

「エクスキューズミー」
レジの店員にハッキネンは貫くような視線を向け言った。
「このボンド、プラスチックでもくっつきますか?」
そう言い懐から取り出した、見るからに古びたボンドを店員に見せた。
「そうですねぇ。これはちょっと古すぎますね。」
店員はハッキネンの前でボンドを押し出して見せた。
中からは何も出てこなかった。
「ほら、見て下さい。中で固まってしまって、物をくっつけるどころじゃないですよ。」

9 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 17:42
この店員、仮にタドコロさんと言う名前だとしよう。
タドコロさんは夜の勤務で眠い中、客の対応を強いられているわけだ。
当然それによるストレスも少なからず感じているだろう。
だがそんなそぶりも見せず、親切に対応してくれるタドコロさんに
ハッキネンは感動した。世の中捨てたもんじゃないと思った。

「当店で扱っておりますこのボンドなら、電化製品でもプラスチックでも
 なんでもくっつきますですよ。」
タドコロさんのそんな苦労のかけらさえも感じさせない言葉に
ハッキネンは目頭を熱くしながら店を後にした。

10 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 17:50
美しひ・・・
嗚呼、美しひ
あなたは薬局で待っている

11 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 17:51
星屑論理ネスだな(プッ

12 :ホモ牛乳 ◇Denpa/S616:04/03/29 18:00
ミカ

13 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 18:01
>>12
お疲れ様・・・
隕石からの波動でほとんど無敵?

14 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 18:12
数日が経ち、ハニカンは今でも釈然としない何かが引っかかる。
そんな気持ちを拭い去ることが出来なかった。

「こちらブラヴォーシックス。聞こえるか?アウト。」
ハニカンはカップ麺のお湯を入れながら呟いた。
カップ麺・・・ブラヴォーシックス・・・
自然とこぼれ出たこの言葉。
その時ハッキネンの脳裏にとても懐かしい光景が浮かび上がった。

どこにでもあるような公園。
なんの特徴もない、本当にどこにでもあるような公園。
だがそんな公園も、ハニカンにとっては特別だった。
あの子がいたから。
いつからあの子と知り合ったのか、そんなことはどうでもよかった。
辛いことや悲しいことがあったとき、ハニカンは公園に行くのだった。
すると必ずあの子はいた。
雨の日だって、風の日だって、あの子はそこにいた。
ずっと、ずっと会えると思っていた。

親から引っ越しの話を聞かされたのは、雨の日だった。
どんよりとした暗い空、ハニカンは家で一人つまらない、つまらないと嘆いていた。
そんな時、一本の電話がかかってきたのだ。
今思えばあれはきっと父親の勤務先からだったのだろう。
電話のある一階から聞こえてくるささやき声に耳を傾けながら
ハニカンは何かイヤな予感を感じずにはいられなかった。
それからしばらくして夕食の時間。

15 :ワイズさん ◆3RxRROWIZE :04/03/29 18:14
キーボードのキーの隙間に溜まったホコリを掃除機で吸い取るほどに。


本棚に、例えば全10巻の本を納めようとしたところ、5巻目を小人さんが
持っていってしまった事に気付く事で。

本棚に、例えば全10巻の本を収めようとしたところ、9巻目でピッタリ収まってしまい
10巻目がハヴになってしまったとは言え。


歯医者の待合室に置いてある安倍清明の漫画を4巻まで読み終え
5巻を読もうとしたら5巻が無く、仕方なく6巻を読まずにはいられないチック。
6巻を読んでいる最中に治療の順番が廻って来たために読書中断。

治療中、歯科衛生士のお姉サマに胸を押し付けられる始末。

治療完了後、6巻の続きを読もうとしたら6巻が無く、今度は5巻があるわけに。
ならばと5巻を読みふけり、半分まで読み終えた所、
受け付けに呼び出され治療費を払う。
払ってしまえばさっさと退散せざるを得ないが故に5巻も6巻も中途半端で枕を濡らす。

16 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 18:24
「大事な話があるんだ。」
こうハニカンに切り出した父親。
だがハニカンには分かっていた。
少なくとも喜ばしい話では無いと言うことを。
兄ハッキネンは箸を止めず聞く素振りさえ見せてない。
きっと俺より先に聞かされたんだろう。
ハニカンはそう思った。

「引っ越すことになった。」
なんてこった。
仕事を首になって、こづかいが減るならまだしも、引っ越すだって?
ハニカンは急な話に声をあらげて言い放った。
「俺は行かないからな!いかないんだからな!!」

家を飛び出したハニカンが向かった先はもちろんあの子がいる公園だった。
傘も差さずに鋭く刺すような雨を顔に受けながらハニカンは走った。
「くそ!くそ!うんこ!くそ!!」
公園に着いたハニカンはあの子を探した。
もちろんあの子はいなかった。
こんな大雨の日に公園になんて来るはずがないだろう。
そんなことわかっていたのだ。

17 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 18:41
「ハニカーン!」
どこからともなく聞こえる声に顔を向ける。
公園の入り口に立っていたのは間違いなくあの子だった。
「あの子…。」
ハニカンは嬉しいよりも先にどうしてあの子がここにいるのか
信じられなかった。

それから、あの子と公園のドーム状のトンネル、
ハニカン達の間では秘密基地2号と呼ばれていたそこで雨宿りをした。

「俺、引っ越すんだ。」
ハニカンは単刀直入にこう言った。
「だけど、君を星屑ロンリネスにさせたりなんかしない。
 薬局で待ってるからな。
 きっとまた会えるさ。」
始終君は笑顔だった。
悲しくないのかな、とも思ったが
俺が引っ越すことが嬉しいわけじゃないってことはわかっていた。

「大丈夫、俺は隕石の波動でほとんど無敵さ。」
強がってみせたが、本当は本当に不安だった。
新しい町での生活。新しい学校。全てが今までとは異なる
まるで自分が異世界から来た者のように感じられた。

あの子は別れ際少し悲しそうな顔をしたが
「じゃあまたな。いつかあの薬局でまってる。
 詳しくはわからないけど、いつかはいつかさ
 絶対会えるさ」
そう言ってやると、また笑顔に戻った。
俺も努めて笑顔で別れようと思った。
あの子もきっと同じ気持ちだったのだろう。
あの子の横を通り過ぎる時、あの子の瞳は少し潤んでいるように見えた。

18 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 18:45
ハニカンはカップ麺が完全にのびきっていることも気にせずに
過去の記憶に思いを寄せた。

「そうか、あの薬局。
 きっと今も君は…。」
ハニカンは立ち上がった。
「今も君はあの薬局で待ってるに違いない。」

急いで着替え、ジャンパーを着て家を飛び出した。
途中サイフを忘れたことに気付いて一旦戻り
それから近くのデパートで安売りしてた肉を買い
焼き肉を食って寝た。

19 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 19:32
つまり、ハニカンも石鹸が好きってことか
うム・・・
良ひ話だなぁ・・・・・・・
それはフラフープによる愛を奏でたのか・・・
ただ・・・隕石による効果は永久というわけではないだろうきっと・・・
いつかきっと・・・
これはきっと幸せの前借りだ・・・
あとには何も残らない・・・
モノより思い出だよ・・・

20 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 20:26
物より思い出・・・
師匠の言葉を思い出して、ハッキネンは視線を泳がせた。

我流拳法みなしごハッチ
ハッキネンのざるの目のように穴だらけだった技術に
手をさしのべたのは、ハッキネンが繁華街で喧嘩に巻き込まれたときに会った
老師マドラミアーンであった。

「とんでもございません!
 とんでもございません!」
地獄の発声練習。

「しかしもかかしもあるか!
 だがしかし!!」
水中での発声練習。

「ふむ…いたしかたなかろう。
 ちこうよれ。」
どんなときも冷静さを失わない屈強なココロを築き上げる
精神の修行とその発声練習。

21 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 20:27
全ては辛く厳しいものだったが、それらは全て確実にハッキネンを強く
そして、寛大にしていったのだった。
そんな師匠の言葉。
師匠が初めて見せたあの涙。
両足のひざの裏をくっつける修行をしてるとき
突然こぼしたあの言葉。
「物より思い出だよ」
そういった師匠の目には普段は見せない優しさと悲しみ
そして、誰にもねじ曲げることが出来ない決意の色が浮かんでいた。

「リーは強かったよ。」
ある日師匠はこんなことを言った。
師匠が若い頃、ともに技の向上を喜びあったのがリー。
だがそんな彼も病に倒れ、亡くなってしまったのだという。
淡々と話す師匠の顔は見えなかったが、深い悲しみが言葉を超越して伝わってきた。

22 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 20:41
感動で鳥肌だ・・・・
しかし・・・
僕は思った
あいつは自動車が欲しかったのかもしれない・・・
思い出よりモノを優先したものは、

地獄へ堕ちて逝く・・・

どんどん灯油を消費していくだけの石油ストーブを前にして
ガソリンスタンドでもらったハンパモノの軽油を飲み干す・・・
かなしひ17歳・・・

23 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 21:08
トラックの急ブレーキ音を聞いたハッキネンは戦慄を覚えた。
「アヒル隊長!!」
およそハッキネンの10m先、道ばたに無造作に捨てられた
アヒルのおもちゃ・・・

・・・「強さとはなんだ?」
師匠の質問はいつも難しかった。
あのとき俺はなんと答えたんだろう。
一晩中、考えたんだっけな…。

ハッキネンは右足を踏み込んだ。
重心を全て前足に乗せ、跳躍するための力を・・・
バネを瞬時に溜めた。
そして跳んだ。
トラックが視界の端から迫っていた。
だがハッキネンはアヒル隊長をしっかりと手にしたのを確認すると
もう一度、今度は左足を踏み込み跳躍の体勢に入った。
「間に合わない!」
どこからともなく声が聞こえた。多分歩行者だったのだろう。

「強さとは誰かを護ることです。」
ハッキネンはしっかりと師匠を見据えてこう言ったのだった。
師匠は一度目を伏せ、うなずくとこういった。
「正解であるが、間違ってもいる。」
ハッキネンは軽い焦りを感じた。
「師匠、それはつまり どういうことでしょうか?」

24 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 21:23
「大切な誰かを護ることは、確かに強さに繋がる。
 だがなハッキネン。
 人によってそれはまちまちなのだ。」
師匠の言葉にハッキネンは眉をしかめた。
「はぁ…」
納得してないと言った面持ちのハッキネンを見て
師匠は言った。
「ついてきなさい。」

連れて行かれたのは、近くのコンビニだった。
そこで大判焼きそば弁当を買って師匠と別れた。
「あれ?」
ハッキネンは納得しないまま家に帰って眠ったのだった。

25 : ◆RWSg47CkNk :04/03/29 21:25
「だがあのとき師匠が間違っていると行った理由が今なら分かる。」
病院のベッドでハッキネンは口にした。
頭に巻かれた包帯。しかしトラック事故に遭ったというのに
傷は軽いものですんだらしい。
窓辺に置かれたテーブルの上にはしっかりとアヒル隊長が居座っていた。
「今なら分かる。
 俺はあのとき、大切な誰かと言った。
 だがそれは間違いだ。」
「人によって、護るべき対象は様々だ。
 愛する物を護る者もいれば、自分の名誉を守る者
 本当に様々だ。」
ハッキネンは首でブリッジした。

「本当の答え。
 それは大切な何かを護ること。」
物であっても者であっても、それら全てを大切に思うなら護りなさい。
護るには強さが必要だ。だが護るべき物が無い者は強さすら必要でない。
だから護る事は強いと言うことなのだ。
師匠はこう言いたかったに違いない。

ハッキネンは深くうなずき、もう一度瞳を閉じた。
そして思った。
車が欲しいなぁ。

26 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/29 23:40
白いハンカチにたとえてみよう・・・
あいつは白いハンカチだ真っ白い・・・純粋だ
ふつうのひとは濁った色をしている・・・
しかし、しろいハンカチは染まりやすい
それが黒になればなるほど・・・・
だけど、クリーニングに出せば安心だ・・・
あのクリーニング屋さん丁寧だもんな・・・
おじさんはプロだもん、江戸っ子だぁ・・・・
そう思えばいいのだ・・・
眠い・・・私はもう寝る
あとはクリーニング屋に任せろ・・・
大丈夫、プロだ
100円クリーニングでも大丈夫だ・・・

27 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 02:09
空に舞い上がる白いハンカチ。
風に運ばれ舞い上がるだけ舞い上がって・・・
後は捨てられ ただただ落ちるのみ。
それはまるで、君のその黒くつやのあるむだ毛のよう・・・

ハニカンはココロのポエムを胸に大事にしまい込み
歩道橋の上から空を見上げた。
「雲一つないいい天気だなぁ…。
 こんな日は家に帰って飯食って寝た方がマシだ!
 くそ!
 けしからん!!」
怒りをあらわにしたハニカンは、まるでスピードスケートの選手のような動きで
歩道橋の人脈をかき分け、下り階段残り2段の所で
得意の三回転半空中八の字ひねりを決めて見せた。

「どなたか!医者はいませんか!?」
唐突にハニカンの耳に女性の叫び声が聞こえた。
「はい、ボクです」
つられてハニカンは思わずそう口にしてしまった。
回りの人だかりの視線が一斉にこちらに注目する。
もちろんハニカンは医学のイの字も知らない。
「罠かもしれない・・・」
ハニカンは水面下で進行する何らかの陰謀が
自分の今の状況を作り上げたのではないのかと呪った。

28 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 02:23
倒れているのは30代くらいの男性。
とにかくハニカンは自分を信じ出来る限りやってみた。
もう逃げる事なんて出来やしない、やるしかないんだ。

「自発呼吸がない…
 瞳孔も…散大している!」
ドラマで聞いたことあるセリフを適当に並べるハニカン。
「何があったんです!?」
叫び声の主である女性に顔を向けずに聞く。
「さ、さっき、牛乳を飲んでたんです。
 そしたら、急にせき込んで!
 それで、その牛乳が鼻から出てきて倒れてしまって。」
おろおろしながら言う女性にハニカンは声をあらげて
「うるさいだまれ!!
 そんなことは良いから早く救急車に連絡を!」
と言い放った。
「あれ?あ、はい…」
何で怒られるんだろう…そんな表情を包み隠さず女性は見せ
近くの公衆電話に走っていった。

「まずいな…さっきからずっと鼻から牛乳が止まらない。」
ハニカンはとりあえず出来る限りの事をしようと努めた。
ピッピッピッピッピ!
どこからともなく聞こえてくる心電計の音。
どうやら野次馬の中の誰かが気を利かせて口で言ってくれてるのだろう。

「可燃性ヘクトアミラーゼを!!」
でたらめな名前の薬品かどうかさえ分からないような物をハニカンは求めた。
「くそ!誰かこの鼻を押さえてくれ!!
 これ以上牛乳を出すと・・・まずい!」
ハニカンの視界が汗でにじんだ。

29 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 02:36
野次馬の一人に手伝ってもらい、男性の鼻をつまませると
ハニカンは男の付けていたネクタイを外し
そして自分に付けた。

「よし、これでしばらくは大丈夫なはずだ。」
丁度戻ってきた女性に軽くうなずくと、ハニカンは額の汗を袖で拭った。
「とりあえず、救急車が来るまでは持ちこたえられそうですが
 瞳孔が散大しており、瞳孔が散大しています。
 脳死の可能性があって、脳が死んでいるかもしれないので
 安心は出来ません。」
適当に難しく言ってハニカンは男の横に座り込んだ。
「本当に、なんとお礼を言ってしまったらいいのだろうか!!?」
女性は大変苦悩しているようだ。
ピ、ピ、ピ、ピ、ピピピピーーーーーーーーー!!
「心停止か!?どういうことだ!!」
良いところで盛り上げてくれるなぁ
と、ハニカンは野次馬に感謝して患者の様態を見る振りをした。

見れば、鼻を押さえつけられた男性は、今度は目から牛乳を流している。
「たいっへんだ!
 誰か!携帯の着メロを持ってないか!?
 世界に一つだけの花だ!!」
野次馬の中から出てきた一人がすかさずに着メロを流した。

ピーーーーーピッピッピッピッピ
心拍が戻った。
鼻から牛乳を出すことにまた一生懸命になったらしい。
パーポーパーポー
「やっと来たか・・・」
ハニカンは深くため息を付くと、駆けつけた救急班に患者の様態を
さも事実かのように適当にうまいこと言ってその場を去った。

30 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 02:40
「今日は凄い経験をしたなぁ。」
夜道一人でハニカンは悦に浸りながら歩いていた。
春の終わりの夜は暖かすぎず、寒すぎず
時折涼しい風が吹いて、ハニカンの疲れを吹き取ってくれるようだった。
「あの男性、助かっただろうか。」
そんなことを考えながらハニカンは今日もまた
飯食って風呂入って寝るのだった。

31 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 09:48
つまりはあれだ・・・
ディロット人のお話・・・
お祖父さんは心臓発作でナイロビ中央病院に運ばれた・・・
お菓子を100円でかって、500円でしか売れなかった・・・
それを訴えにきたのだ・・・
ただ、お菓子は森永製品・・・
高級品だ・・・
あいつにもわけがあるにちがいない・・・
サメの絶滅の危機に関する何かが・・・・

32 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 10:22
ただ、サメとは言っても、
ハルサメでもなければサメミアンでもない。
そこにあるのはただのサメ。
一体何の問題があるというのだろうか。
・・・勿論、そんなことは分かっていた。
でも、認めたくなかった。子供だった。

やがて彼も知ることになる。
山があれば川がある。海があればサメがいる。
そう、お祖父さんは心臓発作で倒れた。

33 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 10:28
しかし時間がないのだよ・・・
政府にも・・・
残された時間はあと僅か・・・
これではクジラに関する予算が取れん・・・
つまり、上海壊滅だ・・・

34 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 10:30
上海壊滅・・・
それは、ズワイガニの大漁を意味する・・・
テレビの生産方法・・・
FUNAIも大きく関係してくる・・・
1300万の闇マネーも絡んでくる・・・
闇が動く・・・
裏社会が動く・・・・

35 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 20:32
「妙だな」
『水戸黄門』が実は、ゴレンジャーやそういった類の戦隊モノと
パターンが似てることに疑問を感じ
ハニカンは真夜中に目を覚ました。

時計を見ると午前4時
「まいっちんぐ」
こんな時間に目を覚ましては、2度寝しようにも余裕で寝れる。
「寝よう」
ハニカンはもう一度深い眠りに入った。

36 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 21:04
タイヤを食うほど刺激的だ

37 :名無しちゃん…電波届いた?:04/03/30 21:10
私にも喝采を!
もっともっと喝采を!
もっと名誉を!富を!
もっと幸福を!

38 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 22:48
「妙ではありませんか?」
ハニカンは目を覚ました。
時計を見ると、6時54分
「完璧だ・・・」
我ながら信じられない と小声で続かせ
窓を見た後すかさずテレビを見て、さらにその勢いを利用して一回転しながら窓を見た。

「よし、寝違えてないな。」
完璧すぎる朝にハニカンは感銘を受けつつ
タンスの角に足をぶつけて
ああ・・・人生こんなもんだよな
と、考えなおした。

「名誉や富なんかよりも大事な物ならいくらでもある。」
尿意を我慢しながら歯を磨いていると
ふとそんな言葉が口をついでた.

39 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 23:07
「一方そのころハッキネンは・・・」
ハニカンはハッキネンに話題を振った。

そのころハッキネンは…なんと朝の5時に起き
最近盛んに行われてる 『オアシス運動』 を実施していた。
このオアシス運動とは、警察、消防、そしてあらゆる園長が
毎朝5時に、横断歩道に待機して
「オアシス!オ ア シ ス!!」
とやたらめったら声を揃えて言いまくるのである。
筆者も信じられないが、交通事故防止に大きく貢献しているというのだ。

というのも、歩行者からの「うるさい」「目障り」などの苦情とは裏腹に
実際に去年の今頃と比べると、30%も事故率が減っているのだ。
発案者は未だ不明だが、市はこれを発案した者に対し
勇者の称号を与えようと手段を選ばず血眼になって探している。

「…という 夢を見たんだ…。」
ハッキネンは朝の食卓でハニカンにそう漏らした。
「興味深いな、どうだい?
 そのオアシス運動とやらを実際にやってみては?」
ハニカンは適当に返した。が、ハッキネンはしばらく考えた後
一度大きくうなずき外に飛び出していってしまった。

40 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 23:16
ところでさ
みんな人生ってどう思う?
どう思うも何も糞もないだろ!!
いい加減しやがれよ
いい加減にしやがってくださいよ!!?
てめえなんか豆腐の角の袋小路に頭ぶつけて
死んだりしないでね?
死ぬなよ
生きろ
死んで何になる!生きてくれ!
俺からのお願いでした

41 : ◆RWSg47CkNk :04/03/30 23:40
−今朝午後未明、アカシカ区のロジャー・ウィル子さん23歳が路頭で迷い
  後ろから偶然バッドを振り回しながら走ってきたロミ男さん24歳と他3人が
  5人で意気投合。
  「オリンピックに向けて精一杯頑張りたい。」
  と、来年に控えたオリンピックに向けての意気込みをあらわにしました。−

「オリンピックか…。」
ハニカンはときめいた。
努力の結晶が集まる場、各種目の世界最強が決まる場所。
それはもはや芸術であり、選手一人一人が汗とタンパク質で産まれたアートなのだ。
「今からでも遅くはない。」
その瞬間から、ハニカンはオリンピックに向けて頑張ろうとココロに誓った。

オリンピックに出るにはどうすればいいのだろう。
まずハニカンが悩んだ事はそれだった。そこで、とりあえず町に出てみることにした。
「オアシス!オアシス!」
どこからともなく聞こえてくる声にハニカンは誘われ
たどり着いたのは交差点。
見れば円状に人だかりができていて、その中心にハッキネンの姿が見受けられた。

「オアシス!オアシス!
 …やあハニカン。どうだ、見てくれこの人の量。
 今オアシスは必要とされている!
 ハニカン、お前もやらないか?」
ハニカンは兄の誘いを見事に快諾した。
「オアシス!オアシス!」
交差点に興味本位で集まる人々、その中からちらほらとオアシス運動に参加していく。
しばらくして、道路と歩道の境界線がわからなくなるくらいの人混みが
ハニカンとハッキネンのやる気をさらに後押しするのだった。

42 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 20:55
メソポタミーノ
いるか?
いるなら
至急、応答せよ

43 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 21:18
いるのかいないのかハッキリしろよ!!

まあいい
この暗号を解いて 最寄りの駅に持っていってくれ

暗号は
「もいほすなすちみ みに らかなのちすい から のちにかいみい
 7-5.1-2.6-5.3-3.5-1.3-3.4-2.7-2 7-2.5-2
9-1.2-1.5-1.5-5.4-2.3-3.1-2 2-1.9-1 5-5.4-2.5-2.2-1.1-2.7-2.1-2」

「解読書はこれだ
 トラトラトラ   =   2-1.9-1.3-3.4-2.2-1.9-1.3-3.4-2.2-1.9-1.3-3.4-2」

グッドラック メソポタミーノ
地球の運命がかかってるんだ。
君がこの暗号を解くとボクは信じてるよ

44 :メソポタミーノ:04/04/01 21:19
なんだい?

45 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 21:22
>>44
おいおい誰だ手前は
まったくお呼びじゃないんだよ!うせな。
ええか、良くきけよ
シロウトがこの件に首突っ込んだらどうなるかわかるのか?
なんども
なんども
いき地獄を味わいたいのなら
できるかぎりの苦痛を味わわせてやるよ

46 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 21:24
見てくれこれを
何の変哲もない ただの十円玉だ。
この十円玉何が他の十円玉と違うか

当ててみ?

47 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 21:26
あ ごめん やっぱいいわ

48 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 21:29
...............................
................................
.........................................
..................................................................................................
..........................................
..............................................................
...........................
..................................
....................................................................................................................爪の水虫はお医者さんに行きなさい

49 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/01 22:14
チュルッパッパ(・∀・)ニャァ!事後報告!

50 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/01 22:16
50だよオッカサン!50!
はぁ>>>>次元を超えた!僕の電波は今フィーバー!
それでだな、はぁ?50がナンダッテンダョ!?
はあ?50!WHA!!!!!!!

51 : ◆RWSg47CkNk :04/04/01 23:05
レベルを上げなさい
レベルを上げてレベルを上げなさい

 ら
  な
   っ
    と
     う

52 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/01 23:42
妄想に駆られながら一生を過ごすか?

53 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 00:55
>>52
あなたは何も分かっちゃいない
ほんとうは、世の中無意味な事など無いのだよ
なにもかもに、一つ一つに意味があり そして それぞれが結果を生む
やたら掲示板に書き込む事にもボクは意味があると思っているんだ
つまり、生きてるうちにやりたいことをやっておきなさいってこと。
だがこの話を分かろうとしないということも また意味のあることだからあんたの勝手。


54 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:07
ところでさ
野球観戦って好みがホントに分かれるよね
好きな人と嫌いな人に
嫌いな人は以外とプレイするのは好きだったりしたり
あれはきっと根気が関係してると思う

短気な人は野球観戦が嫌い ダイジェストで見るタイプ
気長な人は好きなタイプ もう生でも余裕でいける

ちなみに私は前者だが
少なくともボクの周りでは これは当てはまっているのだよ

55 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:17
ところでだ 短気は損気って言うが
短気って悪くないと思うのだよ 本当は
一度しかない人生なら 色々な事を経験したほうが得だと思わないか?
そういう点では 短気・・・つまり飽きやすい人は割と多くの物事に触れたりしてるんじゃないかと思うんだよ
だが、飽きやすい分、その物事の本質が見える前に投げだしてしまったり
その時点でその本質を勝手に見極めてしまったり
凄いもったいないと思うが

だからって 一概にどっちが良いとは言えないがな

ところでこのスレの本質って何?
俺は知らないぞ

56 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:28
にしてもだ
いつの間にか、時間が過ぎてたりすることは良くあることだと思うが
楽しいと時間が早く過ぎたように感じるってのは本当なのだろうか

例えばだ、高校大学ひっくるめて学生時代と社会人としての今
どちらが早く時間が進んでると感じるか?
と言われたら どう答えるか?
誰にも答えようが無いと思う。

なぜなら 学生時代に感じた時間の加速は短時間の間で起こり得る事であって
社会人になってからは長時間の間で時間の加速が起こり得る。
この違いは ボクが思うに前者は無論 夢中になったり興奮したりしてよくわからんがそんな感じだ。
適当に考えてくれ

そして後者はだ
長期間の繰り返し作業の中で、新しい刺激が無いために
昨日と今日の境目がうやむやでハッキリしない状態が起こり
そんな感じだ

言わずともわかるだろうが
ボクには専門的な知識もないし 自分の書いた文章を省みて修正するような
手間をかけるつもりもない
ましてや、自分の今書いてることの意味が分からずともボクは迷わず書き込みボタンを押すから
そのつもりで

57 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:35
以上の3点を踏まえた上で読んで欲しい


俺はある陰謀に気付いてしまった。
それは人類全てに影響すると言っても過言ではないほど
大変危険な陰謀である。
諸君らは、なぜ、凄まじい勢いで文明が発達していっているかわかるか?
それは人類がそれを必要としているからだ。
道具を使うことで、人は力を得てきたわけだが
同時に自身の進化と言う選択肢を捨ててしまったとも言えるのだ。

だからといって、何がどうなるかというわけでもない。
ただ書いてみたかっただけ
気にすんな

でも人類が自身を進化させたとしたらどうなるんだ?
そういうのが超能力とかだったりしたら面白いんだがな
そうは思わないかい?

え?「クソ食らえ」だって?
てめえはネションベンでもシーシーしてろよ

58 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:47
私はそろそろ眠ろう

うるせーのがいなくなってせいせいしたぜ
っておもってるだろ?
俺は思うね
自分自身にせいせいするね
だけどよ

世の中はすっごい適当に出来てるよな
すっごい大事に思ってた人がいなくなってもそれなりにやっていけたりさ
すっごい嫌いに思ってたヤツが死んでも あーなんか寂しいな とかさ
なんつーかあれだよな
あんまり深く考えて生きてると 明日の朝まで自分が生きてるかどうかさえ危うくなってくるから
すっごい危ない気がするよな

別に自殺願望者ってわけじゃないんだよ

ただ、どこにいたって死ぬときは死ぬんだから
例えばさ、家の老朽化で天井が落ちてきたり
偶然すれ違った通り魔に腹刺されたり
何で自分が・・・って思うだろうけど そうじゃなくて
確率とかでもなく 結局は生きてるか死んでるかの二択だもんな
今生きてることに感謝するとかそういうんじゃなく
今生きてる間になにするかってことがすっごい問題だと思うよ


はい この文章の中に答えがあります
   「おやすみ」←答え(反転させたら色が変わるよ!やったね!)

59 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 01:58
っていうかさ このスレって基本的に俺しかいないじゃん
でさ、ほとんど俺が書きたいこと書いてるって感じになっちゃってるんだけど
読んでてつまんないと思うんだ
でも俺はなぜか書いてて楽しいんだ
リアルでは普通の良識持った人として過ごして
ここでは分けわかんないこと言ってるっていうギャップが楽しいのね
そこでだ、暇で俺に嫌悪感抱かない人
たまーにレスくれると嬉しかったりするんだけど
そこんとこどうかな。
あああああ もう 素直じゃないなぁ 俺


なーんてね
ん な わ け な い だ ろ ! ぼ け が (´・ω・`)


やっぱリアルの友達って大事だよね
ネットで友達出来ない俺って才能無いのかな

60 :ぬけがら ◆TV..sa27E2 :04/04/02 01:59
ハニカンだ君の笑顔に・・・

61 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 02:06
ありがとう
ぬけがらのように今にもどこかに消えてしまいそうな君に
このポエムを送ります

「なおさらだ」
今しかない
今しかないなら なおさらだ

やるしかない
やるしかないなら いまさらだ

おいまてよ
おままてってばさ おいまてよ

ちょいタンマ
止められるはずも ないのだが

チョモランマ
変な名前の 山だなあ

62 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 02:09
ところでさ
寝るって言ったけど なんだかんだ起きてるが
寝る前に謝っておきたいことがある

2ch専用ブラウザ使ってるんで気付かなかったが
俺の書き込み サイトで見たらほとんど省略されてるね
ホントごめんね

「ホントごめんね」
ホントごめん
いい加減許してくれても いいだろう

ホントごめん
マジで本気で言ってるの?

チョモランマ
変な名前の 山だなあ

63 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 02:28
最近不眠症で寝れないんだ
ついでに作詞してみました
「交差点」
人混みに賑わう交差点
周りのみんながやけに親しく感じるのは
おかしいからかな

見渡せば立ち並ぶ高層ビル
それらが全て生きているように感じるのは
ボクの気のせいかな

君がそこの信号で青になったの気付かないで
ずっと待ってたの知ってるんだから
君がそこに並木の枝があったの気付かないで     *サビ*
鼻を突っ込んだの知ってるんだから
もう君を離さない

64 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 02:38
2番

見下ろせば連なる排水溝
この地下には人々の夢が汚物とともに
流れゆくのだろうか

見通せば先の見えない閉鎖空間
ボクらの檻はここなのかもしれないと思うのは
ボクの思い違いかな

君が冬場そこで大転倒した後キョロキョロしてたの
知ってるんだから
君がこの交差点を今でも通るのはボクがいるからだって
知ってるんだから
もう君を離さない

君がそこの信号で青になったの気付かないで
ずっと待ってたの知ってるんだから
君がそこに並木の枝があったの気付かないで
鼻を突っ込んだの知ってるんだから
もう君を離さない
もう一度君に会いたい

65 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 02:51
そろそろみんな就寝時間ですね
ところで消灯時間って書くと修学旅行を思い出しません?
もう一度修学旅行に行きたいな 時間は戻らない 残念だねこれ

66 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 03:19
ネット友達なんていらないやって諦めてたけど…
メッセンジャースレに思わず書いてしまった
ドキドキ

とりあえず自粛してこのスレは下げとこう
好き勝手やりすぎてたしな
そして忘れた頃に上げてやる
その時には このスレのレスも100を越えてるだろう
全部自分のレスだがな

67 : ◆RWSg47CkNk :04/04/02 03:25
今日は寝てやる
おぼえてろよ

68 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/02 09:36
ageたいけど、sageて野次馬!!!!!!!!!!!!!!!!!→エネルギーの向かう方へ!
→→>>>>>>>>>>>ほら、こここここ!ジカンが粥!!!!!!
・・・・・・
悲しいこというなYO、◆RWSg47CkNk・・・・
君もジカン粥食べて元気だせ!
ははははは、悲しくなんかないの?
学歴って大切かな?
みんなどうやってこの板で楽しんでいるのだろう・・・

69 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/02 09:42
◆RWSg47CkNk 、僕は君を嫌いじゃない・・・
君のレスを見るとうれしいよ・・・・・・
今日なんて一晩でいくつものレスがついていた・・・・
嬉しさのあまりウンコがしたくなってきたって・・・
僕って糞みたいな存在?
僕のレスウザかったらごめんね
時空が妬んだせいかもしれない・・・
いや、僕が妬んでいるのか・・・・

70 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/02 10:22
xDF,вDf塵fhJ(・∀・)MNddsc羅馬!
つFJK,sDδhkμ臘JsdっJGЁ.
Sdf!jっとб霧β!?

71 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 00:24
>>70
そうですね
やっぱり、多少は考えたりします

72 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 00:26
>>69
俺はモーツァルトの所為だと思う
ヤツは俺のダチだったが、知りすぎたために消した
世の中知らない方が幸せな事が少なからずある物だよ
例えば、野球選手のグローブの臭いとかな
嗅いだことある?
俺、ないよ

73 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 00:29
今日のポエム
  「アジアンビューティ」
アジアンビューティ
それは 禁断のなんか
アジアンビューティ
それは 禁断のなんか
もうやめてくれよう ヒルマン

74 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 00:34
今日は凄いタイアード
ミーはそろそろレストしてスリープするんで
そこんとこグリーティング

75 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 01:43
俺の思い出を綴った詩を聞いて下さい

    『消灯時間』
消えた電灯 いつまでも見つめ続けた
君の寝言は いつまでも続いていた           サ
突然の騒音 むしろ異音はあの日から         ビ
あの日から いつまでも耳に残る

「みんな寝るなよ 今日は徹夜だ」
そう言って 一番最初に寝たアイツ
「一番最初に 起きて起こしてやるよ」
そう言って 一睡も出来ないアイツ

全てが 輝いていて そして
全てに ハニカンでいた

消灯時間 静まり返った中で
屁をこいたのは 誰だったんだろうか          サ
寝ぼけて起きあがった アイツは今も          ビ
夢遊病に悩む 毎日なんだろうか

消えた電灯 いつまでも見つめ続けた
君の寝言は いつまでも続いていた           サ
突然の騒音 むしろ異音はあの日から         ビ
あの日から いつまでも耳に残る

76 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/03 12:39
なぁ、◆RWSg47CkNk。
俺はこのスレが好きだった。
>>18ぐらいまで読んで、こいつ違うな、と思った。
お気に入りという名のリュックサックに入れて、どこまでも走ろうと思った。

俺のこの人生はハニカンと一緒に歩いてきたと言っても過言じゃない。
いや、違う。ハニカン達が俺のうしろをずっと追ってきやがった。
どうやっても振り切れなかった。俺の力量不足だった。

やがてこれをきっかけにマラソンアスリートを目指すことになる事を、俺は知らない。
度重なるストーカー行為、ちくわ・はんぺん・かまぼこ等によるストレス。
もう、限界なんだ。

とにかく、こんな俺にもう一度夢を見させて欲しい。
ハネキン達の愉快で、こう、何というか、そう、ああいう世界を。

77 : ◆RWSg47CkNk :04/04/03 13:04
宇宙からのインスピレーションがあり次第
続きを書くつもりだったんだが
そう言われると致し方ない
出来る限り早く続きを書くように 努力してみるさ
今夜、・・・

78 : ◆RWSg47CkNk :04/04/05 01:53
「ランデブー 俺のココロはエブリディー」
銀座の商店街、の角の隣町をハニカンはいつものように歩いていた。
が、急に走り出した。
「危ない!ボクの命が、危ない!!」
妙にしんみりとした顔でハニカンはそう叫んだ。
辺りを見回してみると、四方八方にご年輩の方々がいらっしゃる。
「きっと、この中の一人・・・
 いや、全員が凄腕のアッサシンに違いない」
ハニカンはしっちゃかめっちゃかになりながらも、周囲の敵の数を確認した。
9・・・いや10人はいるだろう。

「5人だった。」
5分ほどかけて数えなおしてみると5人だった。
ご年輩がたの不規則かつ巧みなフットワークで惑わされるハニカン。

その時だった、ベンチで座っていた初老の紳士が
「よっこらしょっと。」
そう、口にしたのは。

よっこらショット…噂には聞いていたが、まさかこんな所でお目にかかれるとは思わなかった。
伝説の必殺技、それはもはや存在したという伝説のみが人々の間でささやかれ
その噂さえも、最近では聞き及ぶことが少なくなった、伝説の技。
ましてや、その技の実体を知る物など存在しないと思っていたが・・・。
「よいしょっと。」
荷物を持ち上げそうつぶやく初老の紳士。
第2波だ!!
「ふせろぉおおおおおおおお!!」
ハニカンは、自分の鼓膜が破れてしまうんじゃないかと思うくらい声を張り上げた。
「いつだ!?いつインパクトが来る!!?」
紳士が放ったよっこいショットのインパクトはまだ来てない。

79 : ◆RWSg47CkNk :04/04/05 02:06
ハニカンは紳士をみた。
ハニカンの大声で面食らった顔をした初老の紳士。
「今しかない!逃げるなら今しかない!!」
そう言い、ハニカンは伏せるときにひねった右手をだらりと下げながらも
元来た道へと引き返した・・・。

「さっきはアブノーマル。」
額の汗を拭いながらハニカンは笑顔で、かつ神妙な顔でそう言った。
「ヤツは・・・追ってこないようだ。」
しかし、ハニカンはあることを思い出した。
なぜ自分があの道を歩いていたのかを。

「ヘルプ!ヘーーールプ!ほとけー、助けろー。
 化学の力を今こそ我に示せ!!」
ハッキネンは、41度9分という、まさに死の瀬戸際海岸線をさまよっていた。
「兄さん、落ち着け!状況を整理するんだ。」
ハニカンは自分にも言い聞かせるようにそうささやいた。

ハッキネンは、荒い呼吸をしながらも自分が今置かれた状況を整理した。
「つまりだ、俺は今自宅にいる。
 自宅にいるのに、この妙な焦燥感と孤独感はなんだ?
 そしてこの重い身体、一体俺に何が起きてるんだ!?
 くそ!昨日夜遅くまで起きてるんじゃなかった!!」

そう譫言のように叫ぶ実の兄を見てハニカンは美しいと思った。
まさにアートの世界ここにあり、そういった雰囲気を醸し出していた。
今、ハッキネンを写実的に、リアルに一枚の画用紙に納めたら
私は恐らくその作品に『生と死』という題名を附けるだろう・・・。
そうココロの中で呟いたハニカンは実行に移さずにはいられなかった。

80 : ◆RWSg47CkNk :04/04/05 02:22
手元にある画用紙と一本の筆。
この真っ白な画用紙にこれから魂を込めるのだ。
そう思うと、ハニカンは武者震いを抑えずにはいられないのだった。

ゆっくりと筆を持ち、画用紙を左手にハニカンは熱に苦しむハッキネンを凝視した。
「あれ?」
その時、ハニカンの目に一つの物体が目に入った。
窓際に置かれたそれ…『立つナス』
そう張り紙で名付けられた、紙粘土で出来たいびつな、尚も立っているナスは
独特のオーラを放ち、ハニカンの目を自然と引き寄せるのだった。

一通り立つナスを見た後、ハニカンはハッキネンに視線を戻した。
気を取り直して筆を進めようとするが、さっきの立つナスが頭から離れようとしない。
「くっ・・・邪念が入った。今日はここまでだ。」
結局、画用紙には一本の線も引かれずにこの日のスケッチは終了した。
「ハニカンよ、すまないが薬を買ってきてくれないか。
 あの、あれだ。なんていったか。
 熱を下げるヤツだ。」
病気と縁がないハニカンには当然わかるはずもない。
「アイドントノウ」
悲しそうに呟くハニカンを見て、ハッキネンはどうしたものかと枕を涙で濡らした。
「いいか、ハニカン。
 薬局に着いたら、7.62mm弾を下さいって言うんだぞ?
 それで店員がわかってくれるはずだ。」
ハニカンにそう伝えると、ハッキネンは電池が切れたように眠ってしまった。
ハニカンは大きく頷くと、家を出た。
「信じてるぞ・・・。」
ハッキネンの寝言がハニカンに聞こえることはなかった。

それから2時間後、ハニカンは初老の紳士の襲撃に遭うのである。

81 :放物線の頂点 ◆GbtKKeq09g :04/04/05 14:49
手元にある画用紙と一本の筆。
この眞つ白な画用紙にこれから魂を込めるのだ。
さう思ふと、ハニカンは武者震ひを抑えずにはいられないのだつた。

ゆつくりと筆を持ち、画用紙を左手にハニカンは熱に苦しむハッキネンを凝視した。
「あれ?」
その時、ハニカンの目に一つの物體が目に入つた。
窓際に置かれたそれ…『立つナス』
さう張り紙で名付けられた、紙粘土で出來たいびつな、尚も立つてゐるナスは
獨特のオーラを放ち、ハニカンの目を自然と引き寄せるのだつた。

一通り立つナスを見た後、ハニカンはハッキネンに視線を戻した。
氣を取り直して筆を進めやうとするが、さつきの立つナスが頭から離れやうとしない。
「くつ・・・邪念が入つた。今日はこゝまでだ。」
結局、画用紙には一本の線も引かれずにこの日のスケッチは終了した。
「ハニカンよ、すまないが藥を買つてきてくれないか。
 あの、あれだ。なんていつたか。
 熱を下げるヤツだ。」
病氣と縁がないハニカンには當然わかるはずもない。
「アイドントノウ」
悲しさうに呟くハニカンを見て、ハッキネンはどうしたものかと枕を涙で濡らした。
「いゝか、ハニカン。
 藥局に着いたら、7.62mm彈を下さいつて言ふんだぞ?
 それで店員がわかつてくれるはずだ。」
ハニカンにさう傳へると、ハッキネンは電池が切れたやうに眠つてしまつた。
ハニカンは大きく頷くと、家を出た。
「信じてるぞ・・・。」
ハッキネンの寢言がハニカンに聞こへることはなかつた。


82 :放物線の頂点 ◆GbtKKeq09g :04/04/05 14:51
手元にある画用紙と一本の筆。
この眞つ白な画用紙にこれから魂を込めるのだ。
さう思ふと、ハニカンは武者震ひを抑えずにはいられないのだつた。

ゆつくりと筆を持ち、画用紙を左手にハニカンは熱に苦しむハッキネンを凝視した。
「あれ?」
その時、ハニカンの目に一つの物體が目に入つた。
窓際に置かれたそれ…『立つナス』
さう張り紙で名付けられた、紙粘土で出來たいびつな、尚も立つてゐるナスは
獨特のオーラを放ち、ハニカンの目を自然と引き寄せるのだつた。

一通り立つナスを見た後、ハニカンはハッキネンに視線を戻した。
氣を取り直して筆を進めやうとするが、さつきの立つナスが頭から離れやうとしない。
「くつ・・・邪念が入つた。今日はこゝまでだ。」
結局、画用紙には一本の線も引かれずにこの日のスケッチは終了した。
「ハニカンよ、すまないが藥を買つてきてくれないか。
 あの、あれだ。なんていつたか。
 熱を下げるヤツだ。」
病氣と縁がないハニカンには當然わかるはずもない。
「アイドントノウ」
悲しさうに呟くハニカンを見て、ハッキネンはどうしたものかと枕を涙で濡らした。
「いゝか、ハニカン。
 藥局に着いたら、7.62mm彈を下さいつて言ふんだぞ?
 それで店員がわかつてくれるはずだ。」
ハニカンにさう傳へると、ハッキネンは電池が切れたやうに眠つてしまつた。
ハニカンは大きく頷くと、家を出た。
「信じてるぞ・・・。」
ハッキネンの寢言がハニカンに聞こへることはなかつた。


83 :放物線の頂点 ◆GbtKKeq09g :04/04/05 14:52
連續投稿してしまつた
すまぬ

84 : ◆RWSg47CkNk :04/04/05 19:35
ノープロブレム
そして 貴様 古文使いだな!
その調子だと 変換ツールあるのかな
古文は以前俺もハマって色々サイトや古文、漢文、漢字板 覗いたりしたけど
やっぱ古文は良いよね
てふてふとか それとー てふてふとか
やっぱてふてふとか

85 : ◆RWSg47CkNk :04/04/06 02:45
そして、ハニカンはよっこいショットによって負傷した右腕に
気合いを入れながら歩き出した。
「鳴かぬなら 何さらすんじゃい! ホトトギス。」
今日も一面のブルースカイにどこまでも続くこの道。
網の目のように張った道路も、正しい道筋を通ればやがては薬局にたどり着く。
そして人生と言う名の道もまた、正しい道筋を通りさえすれば不可能なことなど無いのだ。

ハニカンの目に一筋の涙が流れた。
「ホコリが入った。」
とりあえず、丁度歩いてた歩行者に言い訳をし、ハニカンは敵のいるエリアを迂回して
薬局に向かうことにした。


見渡す限りの平原、背の丈ほどある草をかき分けてモリコー山へ向かった幼き日の思い出。
独特で青臭い自然の香りと鳥のさえずり、虫の声。
照りつける陽光も、生えそびる木々の下を通れば尚も涼しい。
「グリーンな森達が今日もクリーンだなぁ」
何人もの旅人が同じ道を通ることによって出来る自然の道。
その山には、自然が全て詰まっていた。
少なくとも、10年前までは・・・。

モリコー山に落とした夏の思い出。
遠い過去。

ハニカンはその道を通ったとき、ハッとした。
「そうだたアルヨ」
目の前にそびえ立つはげ山。モリコー山。
斜角57°・高さ47m・面積およそ129平方m
間違いなくモリコー山のそれだった。
「なんてこったい。」
ハニカンはひざをついてうなだれた。

86 : ◆RWSg47CkNk :04/04/06 03:12
モリコー山がはげていることに消沈したのではなかった。
そもそも、この山がモリコー山と呼ばれた理由というのが
森 浩介 宅の庭にある山だったからであったのだ。
しかし今はどうだろう。
塀にはめ込まれた表札には 持田 コリュージョン と書かれている。
恐らくモリコーさんは引っ越してしまったのだろう。
外人とのハーフだろうか、コリュージョンなんて名前は聞いたことがない。
「これじゃあモッコリ山じゃねえか。」
かぶりを振りながらそう言うと
ハニカンは拳を地面に叩きつけ立ち上がった。
「このまま見過ごせない。」
そう呟くとモッコリ邸の玄関を開いた。

「ようやく来たか・・・。」
ハニカンを待ち受けていた者、それは普通のどこにでもいるような青年に
直火焼きとみたらしだんごを足したような人物だった。
「コリュージョン・・・貴様だけは、貴様だけはゆるさんぞ!!」
強く一歩踏み込んでそう叫ぶや否や、ハニカンはコリュージョンとの距離を一気に縮めた。
「ふはははは!まんまとひっかかり 痛ってー。
 ちょいタンマ、舌かんだ。」
コリュージョンは大量に喀血すると鶴のように舞った。
「それは…栄光の十二指腸!?
 相手の懐にもぐり込んで、素早く土下座3回を決めた後
 バイト先からの電話に出て、すかさず強烈な左ストレートを
 お見舞いするという、あの伝説の・・・。」
未だ舞い続けるコリュージョンにハニカンは 危険すぎる、と呟いて間合いを計った。

87 : ◆RWSg47CkNk :04/04/06 03:13

「くっくっく、近寄れまい。
 貴様が私の間合いに入ってきた瞬間に土下座三回してバイト先から電話来て
 応対した後、すかさず強烈な左ストレートをお見舞いしてやろう。
 くくくくく・・・ふはははははは グブォアアアアア!!」
先ほどより大量の血を吐き倒れるコリュージョン。
無言で歩み寄るハニカンに、コリュージョンは吐き捨てるようにこういった。
「どうやら貴様が一枚上手だったらしい・・・。
 私もそう長くはない。そこで一つ頼みがある。
 一つはけつかたつっつかつ グホア!」
コリュージョンの口から、舌の切れ端がボトリと落ちた。
しばらく喘いでいたが、やがてコリュージョンは事切れた。

「持田コリュージョン・・・哀れなヤツだった。」
コリュージョンの死体を後目にハニカンは薬局へと歩き出すのだった。

88 : ◆RWSg47CkNk :04/04/06 03:19
「オーレーオレオレオレー
 今だちゃーんす 今だちゃーんぴおん!!
 オーレーオレオレオレー」
ハニカンは先ほどの激闘の余韻さえも感じさせず
まさに気分はハイテンショナブルであった。
通りすがりのサラリーマンにダッキングからのボディーブローを決めた後
白髪頭のお婆ちゃんに延髄蹴りをかまし
優雅に歩いていたお嬢風の女性にダイヤモンドカッターを食らわすくらいに
ハニカンはノリにのっていた。

「ごめんなさい、もうしません。」
言いながら放ったハニカンの飛びひざ蹴りに吹っ飛ぶオバサン。
そんなこんなで薬局までの道のりは辛く険しいものであった。

89 : ◆RWSg47CkNk :04/04/06 03:24
心のポエム 「Sounds of ass」
  君が笑った拍子に聞こえる音色
  天使のさえずり 時を刻むサウンド
  たちまち立ちこめた 異臭
  
  力みすぎたんだね ごめん
  気付かなかったよ
  力みすぎたんだね ごめん
  流しきれなかったよ
  
  今もまだあの日に存在し続ける
  思い出の香り。

90 :放物線の頂点 ◆GbtKKeq09g :04/04/06 12:22
やつぱり、古いモノも味があつていゝですな。
ノスタルジック、萬歳(まんせい)。

91 : ◆RWSg47CkNk :04/04/07 12:33
明日から大学が始まる俺を誰か慰めてくれ
不安を拭いきれないこの俺に 誰か救いの言葉を!

92 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 12:53
だ、誰か 余命幾ばくも無いこの私に救いの言葉を!!
じゃないと自演しちゃうぞ 良いんだな!

93 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 12:55
頑張れハニカーン

94 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 12:55
>93
凄くどうもありがとう!

95 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 12:58
フゥ

96 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 13:05
ちょっと待って
今 悟りそう

はなしかけないで

97 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/07 13:12
つまり
A点とB点がC線の同一線上に存在しているとして
A点とB点が交わるには、C線の線上でA点もしくはB点が移動するか
C線が歪曲するかしかないわけで

これを今の俺に当てはめると
A点が俺 B点が大学 C線を通学路として
俺がB点に行くためには C線を通らなければいけない。

そんな人生はまっぴらだ
他人が引いたレールの上でだけしか動けない人間にはなるなって言ってた。誰だったか。
そして応用物理学的に以上の考えをまとめると

とまあこの話はおいといて

まあそんなもんだ

98 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/13 23:08
ハニカンは今日もエブリデイでハッピーな具合で歩いていた。
「みんなみんな愛しちゃう!」
ひざを曲げ 腰を高度30cmに落とし スライド移動していたところ
前から枯木なじいさんが トボトボと歩いてきたので
ハニカンは泣く泣く首をかいてんげる。

「あーあ 愛という言葉が嫌いです よくもへーきで♪」
突然 道の向こうからハッキネンが歩いてきたことにハニカンは驚愕した。
「兄さん!寝てなきゃ駄目だろ!熱はどうしたんだよ」
ハニカンが放ったネリョチャギはハッキネンの後頭部にクリーンヒットした。
「ハニカン 落ち着け。
 これはお前が見ている幻だ。
 幻覚だよ。敵は他にいる」
その言葉に、ハニカンは本日二度目の驚愕をした。

「つまり、俺達は監視されてると言うことか?」
真剣な面持ちで問いつめるハニカンに、ハッキネンは辺りをゆっくり見回し
視線をある一点で止めた。
「あのポスト、不自然じゃないか?」
ハッキネンの声はハニカンの耳にいつもより重く響いた。
「ま、この話はおいといて。」
ハニカンは満面の笑みで背面飛びをしてみせた。
ハッキネンは惜しみもなく盛大な拍手をした。

99 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/13 23:31
「ハイウェイ!
 俺の背広はハイウェイ!!」
あれからハニカンとハッキネンは家まで競争していた。
ルールはこうだった。
まず兄ハッキネンが「よーいどん」とかけ声をかける。
そのかけ声にあわせて、ハニカンが「よしきた」と叫ぶ。
そして、ハッキネンが位置につき、クラウチングスタートの構えに入る。
それをハニカンがじっくり観察し、微妙なズレを指摘する。
さらに自らもクラウチングスタートの構えを取る。
それから、ハッキネンが4回せき込むのを合図に二人同時に心の中で10数える。
そして10数え終わった瞬間、「今!」と叫び、その声が重なると
二人で万歳しながら喜び合い、そして各自スタートである。

まずハッキネンが戦闘をきった。
続いてモリアン、3番にハニカン、最後尾にガリルだった。
ガリルの優勢に見えたこの勝負だったが、勝負というのは時の運もある。
確率や予想などは当てにならない世界なのだ。

「待つナリ! それがしをおいてくんじゃないナリ!」
たまたまハニカンがすれ違った武士に因縁を付けられていると
大きく離されたはずのガリルがいつの間にかすぐ後ろに迫っていた。
もう駄目だ・・・
ハニカンは目を閉じた・・・。

100 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/13 23:34
まぶたを閉じるだけで広がるこの世界。
暗い暗い、深淵。
闇の中。
全てが闇に飲み込まれおぼろげで、だがしかしその先には確かに存在するものがあった。
淡く輝く残像、過去の足跡。
心の名残。
周りでうるさいくらい聞こえていた風の音。
武士の声。荒い呼吸。心臓の音。
だがそれらも、全てがだんだんと遠ざかっていく気がした。
まるで防音壁に囲まれた個室に無理矢理押し込まれたようなそんな感じだった。
しかし、目を開けば再び聞こえてくるはずだ。
だからこそハニカンは目を開けなかった。
確実に闇の先に広がる現実、苦痛、夕刻。
目を背けることさえ叶わない現実がそこにはある。
他人と共有することさえ渋るような痛みがそこにはある。
妖しく真っ赤で美しくもあり恐ろしくもある夕焼けがそこにはある。
ガラスわっちゃってごめんなさい

このままずっと目を閉じていても良い
ハニカンはそう思った。
だがしかし、目を閉じる4秒前に視認した約12m先の電柱が気がかりでならなかった。
この間走り続けていたので、そろそろぶつかる頃だとハニカンは思った。
そこで、ハニカンは良い解決策を思いついた。
それはなんと、立ち止まり寝転がり、そこで一夜を明かすことだったのだ。
こうしてハニカンの一日は今日も無事終わるのだった。

101 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/14 13:51
よーハニカンよ!
本を出してはどうか?
ハニカン面白い。

102 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/14 23:14
貴殿の言葉
ありがたく承りつつそのへんに捨て置く

103 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/14 23:31
不規則な蛍光灯の点滅にハニカンは目を覚ました。
「ここは・・・」
かぶりを振りながら身を起こしたハニカンは辺りを見回した。
「そうか…俺は競争の途中で寝てしまったんだった。」
月明かりに照らされ青黒く広がる夜の路地。
やけに静かすぎる…もう真夜中だろうか
ハニカンはとりあえずすぐそこのサンクスに立ち寄った。

「いらっしゃりやがりませー」
若い女性店員が慣れた手つきでレジをしながら声をかける。
店内の時計の針は午前3時を差していた。
特に目的も無かったため、適当に店内を見回すハニカン。
店内を4周ほどしてハニカンは、どうも様子がおかしいことに気が付いた。

陳列棚には所狭しと並べられたボラギノール。
雑誌差しにも無理矢理押し込められたボラギノールの山。
しまいには、飲料コーナーにさえもボラギノールが。

「どうも・・・どうもおかしい。」
ハニカンは拭いきれない懸念を抱きながらも、とりあえずトイレに向かった。

104 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/14 23:34
かるかんたべたい

105 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/14 23:35
っ□

106 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/14 23:45
「おかしい。」
コンビニは普通、客用トイレというものが一つはあるものだ。
だがここにはそれが無かった。
そこでハニカンは推理した。

店内を埋め尽くすボラギノール。
ボラギノールと言えば『ぢ』の薬だ。
「つまり、万引き常習者が客を装って手に取ったボラギノールを
 そのまま客用トイレに持ち込んで使用。
 何食わぬ顔で出てくるが、ボラギノールの予想以上の効き目に困惑。
 自然と笑みがこぼれ出て、店員が不振に思う。
 そこで店員が監視カメラの映像を確認すると明らかに、使用後、使用前の凡例と同じ表情が
 出ているため、もしやと思った店員がトイレを隠した。
 すると見てくれ、ボラギノール片手に店内をうろつく客がちらほらと…
 つまりはこう言うことだな?」
ハニカンの独り言は、ハニカンの自己満足感を満たすには十分だった。
だがいよいよハニカンの尿意はピークに達しようとしていた。

「トイレはどこですか?」
ハニカンはレジの女性にドギマギしながら尋ねた。
店員はしばらく間を置いたが、やがて口を開きこういった。
「あなたの心の中に。」

ハニカンはブギウギしてきてリミットをオーバーしそうだったので
心の中で全てを解き放ってみた。
するとどうだろう、ハニカンを束縛していた尿意はもちろん
辛い過去、未来への不安。
全てが解き放たれ、幼き日に感じた世界を今、また感じることが出来た。

107 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/14 23:49
そして
おもらししたの?

108 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 00:03
幼稚園の頃から
ものすごく恐ろしかったものがある。

なんてことはない、本当にどうでも良いものであるが
自分にとってはそれに対し意味もなく畏怖を感じ
そして、近づきたくないものが人にはそれぞれ一つはあるだろう。
ハニカンにとってそれが偶然 壁の穴であっただけだ。

ハニカンが壁の穴を恐れるようになったのはこれから話す事件からである。

ある日、自室の壁に何の前触れも無く、穴があいていた事があった。
穴なのかさえわからない、指を突っ込めば奥まで入っていくかさえわからなかった。
確認しようとも思わなかったのだ。
なぜかは漠然としていたがおぼろげでもあった。
恐ろしかったというのもあるし
だがそれ以上に、なにか得体の知れない感覚がハニカンを真相に近づけようとはしなかった。
壁の穴は徐々に、日が経つにつれ広がり盛り上がり、やがてそれは人の形になっていった。
初めは右手と右足と思われる黒い塊がだんだんと盛り上がり、そして肩、頭と黒い塊は
毎日、少しずつ部屋の壁から反対の壁へとゆっくりとスライドしていた。
その物体が部屋の中心を陣取る頃にはハニカンは自分の部屋にさえ入ろうとは思わなくなった。
得体の知れない黒い人型の物体。
ただわかることは、日に日にゆっくりと少しずつスライドしてるということだけだった。
とにかくハニカンは、この黒い物体が反対の壁に消えてしまう頃にもう一度部屋を見ようと思った。

109 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 00:24
時間が経てば壁に吸い込まれて消えてしまうはずだ。
そうに違いない。
ハニカンは何をするにしても、あの事が常に脳裏をよぎって気が気じゃなかった。
閉ざされた扉。
その向こう・・・きっと部屋の真ん中で
宙に浮かぶ黒い人がいるに違いない。

ある日ハニカンは友人のタカスギ君を誘って
ハッキネンの部屋でコンピュータをいじって遊んでいた。
一通りいじり倒して、そろそろ飽きてくると
二人の会話は自然と、閉ざされた部屋の話題となっていった。
「ハニカン、なんでお前の部屋で遊べないんだ?」
ハニカンは困惑しながら
「言っただろ、ボクの家で遊ぶならボクの部屋じゃ遊べないって」
確かに事前に言って置いた言葉をリピートした。

「なんでだよー」
ふてくされたように言うタカスギ君にハニカンは、嘘を吐く理由も無かったので
ありのままを話した。

110 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 00:24
「おい、俺もそれ見てみたいよ。
 見せてくれよ。」
予想外だった。
てっきりハニカンと同じように畏怖の念にかられて、最悪帰宅してしまうのではないかとさえ思っていた。
それどころか、逆にタカスギ君は興味津々だ。目を爛々と輝かせていた。
それからタカスギ君が部屋の扉を開くまで、さして時間はかからなかった。
無言で扉を閉じるタカスギ君が見たものが何だったのか
ハニカンは知らない。見なかったから。

「俺、そろそろ帰るね。」
あれからあまり会話もなく、気まずい雰囲気に包まれていたが
突然タカスギ君が、そう切り出したのでハニカンは内心ホッとした。
「そう?
 じゃあ気を付けて帰ってね。」
なるべく笑顔で送り出すように努めながらハニカンは玄関の扉を閉めた。
その日、タカスギ君は交通事故で他界した。

111 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 00:33
「おっと、今の回想は全く関係ないな。」
ハニカンは女性店員の目をしっかりと見据えながら
したたるなま暖かいものを右足でとくと感じだ。

とりあえず、床を汚してしまったこともあって
ハニカンはボラギノール一本を値段ちょっきり払って
「釣りはいらねぇ」
と格好良く決めて
「ディーフェンス、ディーフェンス」
と、腰を限界まで落とし、両手を高々と挙げて、相手のシュート及びドリブルを妨害する
得意のディフェンスを披露しながら店を出た。

「まってくれよ、フランソワーズ。
 おいてかないで、メソポタミアーン。
 ウォウオ ウォウオ♪」
ハニカンの十八番、『扉をひらけ!さあ!ボストン』である。
自慢の歌声を高らかに上げながら、ハニカンは在る場所に向かって歩いていた。
店を出る頃、時計は午前5時を差していた訳だが、このまま家に帰っても寝ようにも時間が無いため
ならばと思い、ハニカンは薬局へと向かっているのだった。

112 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 00:37
次回予告


    薬局でばったり出会う謎の少女。
    ひょんな事から大統領の護衛を任されることになったハニカン。
    忍び寄る、影。
    ハニカンは初老の紳士の「よっこらショット」による狙撃から
    大統領を無事護ることが出来るのか!?


                   次回

           「彫刻刀は死の香り」

                           お楽しみに

113 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 04:09
「まだ夜は冷えるな・・・」
白い息をちらつかせハニカンは呟いた。
春も近い今日この頃、しかし夜はと言えばこの通り、まだまだ寒いのであった。
もう既に大分明るくなってきた。恐らく、6時前後だろうか…
しばらく歩き通しでさすがのハニカンも元気いっぱい夢いっぱいだった。
薬局の赤い看板が見えてくると、既に起床して遊歩道を競歩しているご年輩方の姿も
ちらほらと見受けられた。

ハニカンがたまたま目を向けたところには
たまたまデッドヒートしたらしく、たまたま両者とも負けず嫌いだったため
どんどん相手を追い抜こうとスピードアップしているお二方が見えた。
それは競歩と言えど、もはや死へのカウントダウン
恐らくあのまま続けたら両者とも心臓麻痺かなにかで死んでしまうに違いない。
二人をどうにかなだめようと、ロンダートからの空中二回ひねりをしたときに
薬局の前のベンチで座っている女性が見えた。

間違いなかった。
「あの子…。」
そう、あの子だった。
遠い過去の日の約束、あの日置いてきたそれらはもはや思い出としかなかったが
あの子の顔を見た瞬間、一気に新幹線並のやたらめったら早いスピードで
今という現実に引っ張り込まれたようだ。
「どうして…」
それ以外に言葉が見つからなかった。
いや、あえて言うなら、ディーフェンス! や エヴリディ 等、たくさんあったのだが
とっさに感覚を研ぎ澄ませ、空気を読んだハニカンがセレクションしたのがこの単語だっただけだ。

114 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 04:23
「えらく久しゅうお会い出来光栄致しましでしが、いかがお過ごしですか?」
なるべくやわらかく、当たり障りの無いようにハニカンは声をかけた。
気軽に声をかけられるはずなど無かった。
あの日交わした約束は、ハニカンにとって思い出でしかなかったが
あの子には、それが『今』であり、そしてこうしてハニカンを待っていたのだ。
ハニカンがジタバタしていたが、あの子はそっと微笑むと、ハニカンに優しい目線を送った。

俺を、約束を忘れていた俺を許してくれるのか?
Forgiveしてくれるのか?
なんてことだ、あの子の心はまるで広大な宇宙のようだ。
だが故に、一人でいることが人一倍寂しかったに違いない。
まさに星屑ロンリネス。
ハニカンの目に一筋の涙がこぼれたようでこぼれなかった。

「それじゃあ、ね」
それからあの子はすぐにどこかへ行ってしまった。
少し寂しかったが仕方がない、もう一度あえたんだ。
彼女は彼女、俺は俺の生きる道を進んでいくにすぎない。
どんなに仲が良くても、どんなに愛し合ったとしても
所詮はみんな他人同士。
皮一枚はがせば、そう言った本質が見えてくる。
世の中というのはそういうものの積み重ねだとハニカンは理解していた。
だからハニカンは、歩き去るあの子を止めようとはしなかった。

115 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/15 04:40
突如、木綿のハンカチーフの着メロが流れ出した。
ハニカンの携帯だ。
ハニカンの携帯は優れものである。
動画撮影はもちろん、Xray透視機能、Night Visionも標準装備
そしてハッキネンの改造によって、実現した
アンテナでのpH(ペーハー)値の測定など、パワフルな機能が満載なのである。
だがその携帯が使われることは至って少ない。
なぜなら、携帯を改造するのは禁止されており、とてつもなくインポータントな自体でない限り
それが使うのは止めて欲しいと、ハッキネンに念を押されていたのだ。

「申す申す。」

「あ、ハニカンさんですか?
 私 こういう者です。」
そう言って、名刺を渡されるハニカン。
「実はですね、お忍びで来ていたブッシュ大統領が、先ほどの氏の
 ロンダートからの空中2回ひねりをえらくお気に召されましてね。
 そこで、ぜひアナタに護衛をしてもらいたいと。
 大統領からの勅令でして・・・どうか引き受けてもらえないでしょうか?」
名刺を見ると、確かに『大統領 補佐』と書かれた横に『植木 モッツァレラ』と名前が書かれていた。
「ふむ、しかしだ。
 名刺を渡せる距離でわざわざ携帯で話すのもどうかと思いますが?」
ハニカンは自分で良くそこに気が付いた、とべた褒めしつつも
クールに決めて見せたが、同時に目頭を熱くさせた。

116 :名無しちゃん…電波届いた?:04/04/15 07:58
抱きしめてあげる・・・

心配しなくてもいいから・・

117 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/18 01:24
「わたすが大統領です。」
なぜか日本語を喋ってるブッシュ大統領にハニカンはえらい驚いた。
「あははのはー。
 わたすを護って頂戴。」
そして、えらくノー天気な人なんだなぁと、テレビとのギャップを感じながら
ハニカンは目を大きくさせた。


「ロマンチックあげーるよー ロマンチックあげーるよー」
そのころハッキネンは、飼育ウサギの奥ゆかしさと
儚げなその瞳に脱帽して、飼育小屋の前で
何度もお辞儀をしていた。
そう、今ハッキネンは何となく立ち寄った近所の中学校
『ロクサンヌ エイドリアン中学校』の飼育小屋にいた。
「ウサギ可愛すぎる。
 なんだおい、可愛いってば。
 やばいやばい。」
ハッキネンは泣き崩れた。
それから、この思いの丈を誰かに伝えたいと思った。
そこで、ハッキネンはハニカンの携帯に電話を欠けることにした。

「申す申す。」
ハニカンは今日はよく鳴るなぁと思いながら携帯を取った。
「俺だけど、ウサギ可愛いんだけど?」
ハッキネンだった。電話の向こうは伺えないが、彼は涙で声を枯らしていた。
「兄さん、俺 今 大統領の護衛で 滅茶苦茶短いリムジンに乗ってるんだ。
 ウサギ可愛いんだ・・・。良いね ラビット。良いよ。」
大統領の前ではなるべく厳格にありたいと思ったハニカンは、ハッキネンの言葉を適当に流した。
「うん、可愛いんだ。宜しくね。
 じゃあね。」
ハッキネンはそう言い終わるやいなや電話を切った。

118 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/18 01:38
「何だね?誰かね?」
何でもないんです、とハニカンは返すのだが、大統領はなかなか引き下がらなかった。
このやりとりが40分近く続いたとき、そう、そのときだった

「いったーい」
大統領が悲鳴を上げた。
なんてこった!迂闊だった。
大統領が、滅茶苦茶短いリムジンの窓に指を挟めたのだ。
完全に罠だった。
犯人は、大統領が滅茶苦茶短いリムジンに乗る上でさらに、ドアに添え付けられた窓の開閉スイッチで
遊びだすと予想していたのだ。
「くそ!どこからだ!どこから見てる!?」
ハニカンは滅茶苦茶短いが天井が高いリムジンの座席から立ち上がった。
今現在リムジンは町中の交差点を走っていて、オアシス運動のおかげでそこらじゅうに人垣が出来ていた。
「駄目だ、クソ!どこだ!!どこにいるんだ!?」
さらにその瞬間、
「よっこいしょっと」
大統領の向かいに座っていた
大統領補佐 植木 モッツァレラが立ち上がりながらよっこいショットを放ったのだ!
くそ!やられた!黒幕はこいつだったのか!
ハニカンは大統領に弾が当たるその瞬間、自分の身を犠牲にして大統領を護るべく
靴紐を結び直して、上着のボタンを閉めた。
「いつだ!?いつ着弾する!!」
いい知れない緊張に包まれながら、2時間が経過したところでハニカンは
眠くなってきたので大統領にその旨を伝えて家に帰る前に、UFO焼きそばを買って
それから風呂入って飯食って寝た。

119 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/28 04:26
PC再インスコしてた

120 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/28 04:39
「モッチローン、モチ!モチ!」
ハッキネンの朝はハッスルだ。
ワンダホーでビューティホーでもあった。
「ここに視力検査の棒がある。
片目を隠すのに使うやつだ。
ところでこれって…」
そういいながら一人ハッキネンは視力検査の黒い棒をおもむろに取り出し
あらかじめ加熱してあったフライパンに、生卵を割り出し
いい加減に焼けてきたところで火を止め、フライパン片手に歩き出し
5歩進んだところで360°ターンして、斜め45度の角度でぴたりととまり
「なんていう名前?」
と、5歩進んだ先にいたハニカンに問い詰めた。

「しゃもじ だろ。」
ハニカンは正直知らなかった。
ただこの視力検査に使う黒い棒の名称は「しゃもじ」だと思っていた。
小さい頃から植えつけられた固定観念。
これら全ては、あらゆる人々の学ぼうとする知識や
事実を事実と認めようとしない頑固さに影響し
人々の視野を狭めているのではないかと思った。

こんなやつがいた。

ジェンダーなんかを気にしない時代。
幼い小学時代にある女の子がいた。
その子は自分のことを「俺」と言った。
ハニカンはもちろん早い時期にその、女性が「俺」という事態に触れたため
それが別段不思議でもなんでもないと思っていた。

さて、この話は長くなるからやめとこう。

こうしてハニカンの一日は始まるのだった。

121 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/04/28 04:53
さて、ここでハニカンの一日の大まかな流れを説明しよう。
ハニカンの朝はまず基本的には 5時55分に目を覚ます。
そして、朝のオハヨー体操に24分をかける。
次に、25分間発声練習をして、さらに布団からすばやく起き上がる練習を20分かける。
最近ではオアシス運動30分間も加わって、この時点で時計は6時丁度を指すのである。
5分間の間に1時間以上も過ごせてしまうのがハニカンだ。

6時からは朝のニュースを満喫し、ついでに夕方のニュースも堪能してしまう。
朝に夕方のニュースを見れてしまうのもご愛嬌。
それから飯食って寝るのだ。

122 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/12 18:20
返ってきたハニカン。
「私は不滅だ。
不滅とは、永遠になくならないこと!」
ハニカンは勇み立ち、やがてどんどんと宙に浮かびだして
それから、そのまま―(体言止め)

123 :名無しちゃん…電波届いた?:04/05/12 18:52
seki

124 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/12 19:29
私は今悟ったのだ。

バレー選手にはペチャパイが多いことを!

125 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/12 19:30
と思ったけど、良く考えたらあの人達は TVで見ると慎重が小さく見える
それと同じで、パイもペチャに見えるに違いない!

126 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/12 19:31
身長の間違いな
もっと慎重にタイプしろっていう深層心理の暗示かもしれない

127 :名無しちゃん…電波届いた?:04/05/19 09:29
おっぱいはみんなのモノ

128 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/19 22:52
ハニカンはその日、大玉送りの助監督を務めていた。
大きな玉、いわゆる大玉を大勢の人間が列を成して、前へ前へと送るのである。
だが事件は起こった。
助監督を務めるべくパイプ椅子をこしらえて、列の脇に座っていたハニカンに
大玉が直撃、うつぶせに倒れたハニカンの背中に大玉が圧し掛かった。
「ハッキネン!こちらハニカン、現在敵の迫撃砲の集中砲撃を受けている!
空からの援護を頼む!」
ハニカンは身の危険を感じ直ちにハッキネンに連絡を取った。

「ハニカン今行くぞ!」
ハッキネンは自家用機のSU-27にテルミットプラズマ弾を搭載し
執事にメンテナンスを依頼し、滑走路に人が残ってないか確認。
ジェットエンジンを一気に吹かし、降りて徒歩で現場に向かった。
「ハニカン!何処だ!?」
ハニカンからの通信は15分前に途絶えていた。
きっと何かあったに違いない…
ハッキネンは言い知れない焦燥感に駆られた。

129 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/19 23:05
ハニカンはその時、ニュースの現場アナウンサーをしていた。
「えー、犯人は警察の説得に対し『初めてなので出来ない、ごめん』
 などと応対し、ハンモックとカイワレだいこんを要求。
 その要求に対し警察は黙秘、涙で枕を濡らしている状態です。」
ハニカンは引きこもり犯の実況中継をしていた。
大玉はさして問題ではなかった。
一番の問題は、犯人が人質を取っているということだ。

ハッキネンはいまだハニカンを探していたが、半ばどうでもいいと諦めかけていた。
「うちかえって飯食って寝よ…。」
早くも挫折したハッキネンが、ふと目を向けたマンションに人だかりが出来ていることに気付いた。
「どうしたんですか?」
近づいて、適当な人に尋ねてみたが、ただのしかばねのようだった。
少なからず動揺したハッキネンは右手で三角形を
左手で四角を書きながら、哲学にふけった。
タイムリミットは刻一刻と近づいていたのだった。

130 :ハニカン ◆RWSg47CkNk :04/05/31 00:46
「人質が出てきたぞ!」
誰かが叫んだ。野次馬だろう。そんなことはどうでも良かった。
ハニカンは今、家の洗面所の水道の蛇口をしっかり閉めたか心配だった。
もしかしたら今この瞬間も水道代が奪われているかもしれないのだ。
ハニカンは気が狂いそうになりながらも、精神を今この事件に集中させた。

バン!

なにかが爆発したような、乾いた音がした。
銃声だ!
犯人はオモチャの水鉄砲を振り回しながら
「バン!バン!」
としきりに叫んでいた。
「早く物陰に隠れてください!」
ハニカンは野次馬にそう告げ、機動隊の到着を促した。
だが渋滞に引っかかった機動隊が到着するのは10分も先になるというのだ。
「やるしかない。自分一人でやるしか!ない!」
ハニカンは決意した。
まず下準備に、下っ端の警官を突入させ、後に続いた。
時間はあまり残っていなかった…。

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